GoFによるデザインパターン概論概要 デザインパターンは、ソフトウェア設計の拡張性と再利用性および保守性を高めるために、開発者にとって必須の技術です。また、オブジェクト指向技術の理解不足を補い、アーキテクトとしてスキルアップするための道を切り開きます。本コースでは、C++言語のソースコードを読みながら、デザインパターンの目的と構造を学ぶため、概念理解にとどまらず、既存の設計への適用を考えられるようになります。 目標- デザインパターンの目的、利点、限界を理解する
- デザインパターンの法則を理解する
- 23個のデザインパターンについて、相互関係を含め体系的に記憶する
前提条件- オブジェクト指向における概念とクラス図表記(継承、委譲、集約、依存)について理解できていること
- C++言語の構文スキルがあること
対象者- 開発経験3年以上のソフトウェア開発技術者
- 仕様変更対応部分が同様の作業となっている現場の設計担当者
研修内容- デザインパターン概論、学び方
- オブジェクト指向設計概念の整理
- GoFによるデザインパターンの分類(生成、構造、振る舞い)
- 生成のためのデザインパターン
- Abstract Factory,Singleton,Factory Method,Prototype,Builder
- 構造に関するデザインパターン
- Adapter,Composite,Decorator,Facade,Proxy,Bridge,Flyweight
- 振る舞いに関するデザインパターン
- Command,Observer,Mediator ,Strategy, State, Template Method,Iterator, Visitor, Chain of Responsibility,Interpreter, Memento
- デザインパターン・マップ
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