C++によるデザインパターン実践演習

概要

 規模の大きなシステムにおいて、どの様にデザインパターンを組み合わせたらよいか?、変更の影響をどのようにコントロールしたらよいか?について、実際の開発に取り組むまで経験することができませんでした。本講座では、オブジェクト指向設計とC++言語のソースコードを結びつけながら、開発プロジェクトに近い環境で、デザインパターンの適用技術を学ぶことができます。実際の課題(機能拡張)に取り組むことによって、性能向上や仕様変更への柔軟な設計法を自然と身に付けることができます。

  ※C言語によるデザインパターン実践演習のコースもご用意できます。お問い合わせください。

目標

  1. 仕様に基づき、パターンを適用する根拠性を意識して設計ができるようになる
  2. インタフェースの重要性、継承および委譲の実装方法が分かる
  3. 仕様変更に強い設計ができるようになる
  4. 抽象化を用いる設計と従来設計との違いを理解できる
  5. 複数のデザインパターンを組み合わせて設計することができるようになる

前提条件

対象者

  • 開発経験 5年以上のソフトウェア技術者
  • 複数の開発者に技術指導を行うプロジェクト内アーキテクト

研修内容

  • 第1日:ミュージックプレーヤ・プログラムの開発
    • 通信プロトコルの設計
    • 状態遷移のモデリング
    • 仕様変更可能性の検討
    • デザインパターンの適用
      • Stateパターン
      • Singletonパターン
      • Decoratorパターン
    • UML→C++言語へのマッピング
    • 実装およびテスト(変更対応含む)
  • 第2日:自動販売機プログラムの開発
    • 逐次処理の設計
    • 状態遷移のモデリング
    • 仕様変更可能性の検討
    • デザインパターンの適用検討
      • Commandパターン
      • Iteratorパターン
      • Singletonパターン
      • Stateパターン
      • Observerパターン
      • Compositパターン
      • Visitorパターン
    • UML→C++言語へのマッピング
    • 実装およびテスト(変更対応含む)