リーンスタートアップによるプロジェクト(新規事業)立ち上げ実践セミナー 概要
特定の製品やサービスに事業が集中および依存し、経営上のリスクを抱えている企業の多くは、M&Aまたは新規事業を立ち上げるなど、多角化を推進しなければ生き残れない時代になってきた。例えば、社内ベンチャー制度が一般化するなど、多くの企業で様々な取り組みが見られる。 しかしながら、新規事業は新たなイノベーションを伴い、その性質上、既存事業や既存ビジネスチャネルとの軋轢、社内文化や抵抗勢力、膨大な資金等、多くの困難や負荷が待ち受けている。そのため、新規のビジネスモデルやアイディアが一定の期間で事業として成立し持続できる割合はとても低い。 一方、昨今のIT環境の発展により、人と人、人とモノ、モノとモノのインタフェースが増大してきた。これにより、人・モノ・情報のあらゆる結びつきを低コストで活用できるよう整備され、サービスのあり方も変化しつつある。このような背景の中、リーンスタートアップと呼ばれる、従来のR&Dや製品またはサービス立ち上げを省力で高速に立ち上げていく方法論が注目されてきている。 本セミナでは、リーンスタートアップの全貌を理解し、IT技術の活用を前提とした既存企業内部での新事業または新規企業立ち上げの進め方について平易に学ぶことができる。
目標- 事業およびプロジェクト着手に当たり、リーンスタートアップの理念・進め方の概要が理解できる
- 現在のIT技術とリーンスタートアップとの関係を理解できる
- リーンスタートアップ着手に向けて不足しているリソースや仕組みを特定することができる
対象者- 新規事業を成功させようと考えている上級管理者
- IT技術を用いて新規事業を開始しようとしている現場リーダー、支援スタッフ
前提条件- 下記ソフトウェアの企画・開発の経験またはマネージメント
(WEBベースのシステム、製品ユーザインタフェースまわり)
研修内容- リーンスタートアップとは何か?
- 起源
- 定義
- リーンスタートアップの活動サイクル
- 構築
- 計測
- 学習
- リーンスタートアップの考え方
- MVP
- 行動につながる評価基準と革新会計
- ピボット(方向転換)
- リーンスタートアップの進め方(スピードアップ)
- ビジネスの要素を分解し、スモールバッチ/MVP化し、計測・学習する
- スモールバッチ
- 順応性となぜなぜ分析
- 成長のエンジン
- 破壊的イノベーション
- 事例紹介
- 付録:用語解説
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